デザイナー・ 整理収納アドバイザー
藤井ともみです。
整理は苦手ですか?
整理とは、いるもの・いらないものを分類し、
いらないものを捨てること。
でも、捨てるのって案外、難しくないですか?
「使うかもしれないから、捨てられない。」
「使えるのに捨てるのは、もったいない。」
「頂き物だから、捨てられない。」
捨てられない理由って、
考えればいくらでも
出て来ちゃうんですよね。
自分が手に入れたものに
実際よりも高い価値を感じて
手放すことがイヤになってしまう
『授かり効果』という心理が
働くのだとか。
つまり、「手放す=失う」という
考えになりがちなんです。
実際には
新しいものを手に入れる機会ができたり
洗濯して戻すなど、手間が無くなったり。
得られることには意識がいきにくいもの。
買取ってくれるなら
手放せるという場合も
売れた金額にばかり意識がいきますが
失うものもあります。
それはズバリ、時間!
先日、衣類を宅配買取に出しました。
査定額が思った金額ではなく
他の買取業者さんへ出してみようと
送り返してもらったんです。
ところが。
自宅時間が増え
片づけているお宅が多いからでしょうか。
送ろうと思っていた買取業者さんが
買取を一時ストップしているではありませんか!
そこから、1ヶ月くらい
ダンボールが部屋のすみに
置かれたまま。
ねこが上にのったり、爪研ぎしたり。
片づけたいのに片づかない
ストレスになっていきました。
買取がいつ再開するのか
わからないので
さすがに、別の買取業者さんを探し
送ってみることに。
やっと送れた〜!スッキリ!
そして頂いた査定額は。
最初にもらった金額と同じ!!!
倍返しだ!にはならず…。
高い金額で買っても
衣類は旬ものですね、ほんとに。
梱包して送って。
戻してもらって保管。
また送って。
この時間と手間に見合う金額では
ありませんでした。
手放そう!と思った時に
手放してしまうのが一番。
査定を待ったり、
査定額に一喜一憂したり。
その過程を楽しみたいわけでないなら
捨てたり寄付をしたりで
その場で終わらせるほうが断然いい。
時間は、お金で買えませんから。
最後におまけ。
『授かり効果』のように
心理による行動について
マンガで学べる本。
「ヘンテコノミクス」。
すごく面白いです!
ばざーるでござーるの佐藤雅彦さんや
高橋秀明さん、菅俊一さんによる原作。
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