Case Study事例紹介
Interview: No.01
もっと愛せる空間にしたい!
整理収納をきっかけに目覚めたインテリアへのこだわり。

訪問サポートを受けてくれたお客さまにインタビューさせていただきました!記念すべき第1回は、都内在住のT・Mさん。片づけや掃除に苦手意識を持っていた彼女ですが、訪問サポートを受けて頂いたことで暮らしにも変化が生まれたようです。

ROOM HOLICでは、多くの方に片づけを通し、ご自分の変化を体験して頂くことをビジョンとしています。このインタビューでは、訪問サポートを通して、お客さまにどのような気付きや変化があったかをお伝えしていこうと思います。

Profile

T・Mさん 40代
都内のタワーマンションに夫婦二人暮らし。
平日はキャラクター版権会社で経理を担当。週末はランニングをはじめ、筋トレなどのアクティブな趣味を満喫し、スポーツクラブに5時間滞在することも。ハーフマラソンには毎年参加し、ホノルルマラソンも完走。

人を呼びたいのに、散らかっている部屋がストレスだった。

ーなぜ、訪問サポートを依頼してみようと思いましたか?

もともと掃除が苦手で、プロに頼んでみたいという思いがありました。整理収納アドバイザーという存在は知っていたので、ネットで探してはいたのですが、なかなか実行には移せずにいたんです。そんな時、藤井さんから整理収納アドバイザーの資格をとったと聞いたので、依頼してみようと決めました。

ー片づけに関して、どんな悩みを持っていましたか?

部屋に人を招きたいという気持ちが強かったのですが、いざ部屋を片付けだすと慣れていないぶんストレスでイライラしてしまって、主人に当たってしまうことも。「片づけなきゃ」と悩んでいる時間もストレスだし、片づけ始めてもすぐに散らかってしまうのが嫌でした。今思うと、片づけといっても、空いているスペースに物を押し込むだけだったんですよね。定位置が決まっていなかったから、しまってはまた散らかるの繰り返しだったのだのかもしれません。

ダイニングの目立つ場所に郵便物置き場をつくり、DMなどを一時的に収納。
週に一度、郵便物をチェックしたら、すぐ下のゴミ箱へ捨てることを習慣づけた。
この位置がポイント。
今まで床に置きっぱなしだったカバンも、定位置を決めた。
シーズンの服は一番取り出しやすい高さの場所にすることで探しやすさがアップ。
着ない服を見直して、空間にゆとりができた。
趣味のスポーツウェアはタンス2段分だけに収まる量を目安に見直した。
ラベリングをすることで、戻す時も迷わない。
グッズを使い、奥行きを有効に。すぐにサッととり出せる。

できないのではなく、やり方を知らなかった。

ー実際に訪問サポートを体験した感想はいかがですか?

一度散らかっても、キレイな状態まで戻すのが早くなりましたね。以前は人を呼ぶとなったら、一から片づけ始めなきゃいけなかったのですが、今は短時間で片付くようになりました。それが一番の進歩です。また、私は片づけができないという思い込みがあったのですが、ルールを決めれば、それに従ってやっていくのが上手なタイプだということに気づきました。

ー最も散らかりやすい、リビングから片付け始めたのが良かったのかもしれませんね。

例えば以前は、片づけるとなるとダイニングテーブルの上に積み重なった郵便物を仕分けすることから始めなきゃいけなかったんです。古いものだと3ヵ月以上前の郵便物も混ざっていたりして。絶対に必要ないものだとわかってはいたんですが、積み重ねたまま捨てられずにいることがよくありました。

でも、今はDM用の一時置きボックスを作って、入れるたびに要不要をチェックしているから、テーブルの上に積み重なることがなくなりました。しかも、テーブルにモノを載せないように気をつけるようになったら、自然と他も片づいていったりと、相乗効果もありましたね。

ー私と一緒に整理収納をしていない場所も、どんどんキレイになっていますね。

キープするためのルールが決まったので、片づけの効果が一時的なもので終わってしまうということがなくなりましたね。逆に片づけられたところと、やっても片づけられないところがまだあって。なぜここは片づけられないんだろうと考えられるようになりました。片づけられない原因を自分で見つけられるようになると、対策も考えられるようになりますね。片づけに苦手意識を持っていましたが、私に欠けていたのは、こういう視点だったんだなってことに気づけました。

よく飲むお茶のセット。トレイにのせてすぐとり出せる。
友達を招いてランチ。以前より気軽に呼べるようになった。

片づけのストレスが減って、プライベートも充実。

ー二級認定講座も受講したと伺いました。

実際にプロのアドバイスを受けてみて、とても論理的なアプローチだったのが印象に残ったんです。だから、自分も片づく理論を学びたいなと思って受講してみました。受講後は特に、余計な物を買いすぎなくなりましたね。物の適正量を知ったので、ストックしてあった食材などがかなり整理できたと思います。

また、休日は片づけを気にせず、思う存分、趣味のスポーツに没頭できるようになりました。以前は休日になると「掃除もしなきゃ」と心の隅で考えつつも、何から手をつければ良いかわからず億劫に感じていました。「やらなきゃ」という気持ちがストレスだったんです。でも、今はすぐ取りかかれるようになった。だから休日はスポーツ8割、片づけ2割。趣味の時間がより充実している気がします。

毎朝、寝室からリビングへ持ってきていた化粧道具。ご自身で不便さに気づき、定位置を変えた。
納戸化した部屋。今後はこの部屋を書斎にしたい。

使いこなせていない部屋を、もっと有効活用していきたい。

ー今後はどんな部屋にしていきたいですか?

インテリアにこだわっていきたいですね。いい物を少なく。ゆっくり揃えていきたい。夫とも、インテリアショップを一緒に観に行くようになりました。部屋が片付いてきたことで、部屋に対する愛着が湧いてきたんでしょうね。以前よりもこだわりが強くなった気がします。また、今は有効活用できていない納戸を、ゆくゆくは書斎にしたいなと思っています。

訪問サポートを通じて、気持ちまでスッキリしたとTさん。日々の片付けに関する悩みから開放されたことで、趣味にもより力を入れることができるようになったようです。今後は人をもっと家に呼びたいと、嬉しそうに語ってくれたのが印象的でした。


写真:市村 智宏
1983年、新潟県生まれ。
2006年、東京工芸大学芸術学部写真学科卒業。2006年、大手撮影プロダクション入社。
2016年、独立。広告、カタログ、web等で活躍。

文:藤井 識史
クリエイティブプランナー/コピーライター。
広告、SPツール、動画制作など幅広く手がけている。