「めんどくさい」をなくす、グルーピング収納とは
デザイナー・ 整理収納アドバイザー
藤井ともみです。
「片付けるのが、めんどくさくて
ついその辺に置いてしまう」
そんな、めんどくさがりな方にこそ
使ってほしい収納方法があります。
わたしも実は、相当のめんどくさがり。
この収納方法に助けられている面が
とても大きいと感じています。
その方法とは『グルーピング』というもの。
一緒に使うものを、ひとまとめにする
収納方法です。
例えば、わが家の玄関では
外出によく使う物を『グルーピング』。
財布や定期、ハンカチやマスクのほか
日焼け止めや虫除け、除菌シートや
ワンマイル用のカバンなどを
一か所にひとまとめしています。
『グルーピング』されているから
サッと準備ができ、帰った後もすぐ戻せる。
これが、それぞれ分かれて収納されていたら
どうでしょう。
出かけるたびに
クローゼットへハンカチ、カバンを取りに行き
洗面所へ日焼け止めを…なんて
無駄なアクションが増えてしまいます。
わたしのような、めんどくさがりな方に
オススメする理由は
『グルーピング』によって
無駄なアクションを無くせるから
なんですね。
その他にも、ハサミやカッターは
郵便物や宅配便の荷物を
サッと開けるため。
クローゼットでは
毛玉取りとセーターを同じ引き出しに。
気になったらすぐ使えます。
冷蔵庫では
ビールとビールグラスを一緒に。
お店のような、冷え冷えグラスで頂けます（笑）
『グルーピング』は
よく使う物だけでなく
使う頻度が低い物にも使える方法です。
例えば、お菓子グッズで
『グルーピング』した
お菓子の型やふるい、泡立て器。
使用頻度が低いため、吊り戸棚へ
収納しています。
もともと泡立て器は
調理台下の引き出しに
1軍の調理ツールとして収納されていました。
考えてみたら
お菓子作りの時しか使わなくなっていた。
『グルーピング』され、吊り戸棚へ移動したことで
1軍の調理ツールにすき間ができ
使いやすくなりました。
キープしやすい収納に必要な『すき間』については
こちらの記事も読んでみてください。
『グルーピング』することで
無駄なアクションを無くせることが
お分かり頂けたでしょうか？
最後に一つ、注意点を。
『グルーピング』は作りすぎると
物が増え、スペースもとってしまいます。
「めんどくさい」を感じるところに
まずは試してみてくださいね。
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